こんにちは。アップワードの高見です。
以前に別のブログで書いた記事ですが、たくさんの人に読んでいただけたようなので続きを書こうと思います。
>>【2021年】中学英語の大改訂、恐ろしいほど難易度が上がります。
2021年に英語の大改訂があり、1年半が経ちました。
予想していた通り、「できる子とできない子」の差が顕著に出てきていることが気になっています。
アップワードでも改定後は大幅に授業や小テスト、講習での取り組みを変更し、この変化に対応してきました。
ですがやはり
「もっと余裕をもった学習を生徒にさせてあげたい」
というのが本音です。
本当にいまの子たちは大変なんです(T_T)
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ではそもそもなぜこんなに中学生の負担が大きくなったのかと言えば、「小学生」にあります。
国はこれまで”なあなあ”でやってきた小学校の英語を本格化、「小学校⇒中学校⇒高校」で学習の一連の流れをつくり、英語を活用できる人材を育成しようとする考えです。
やろうとする意図はよくわかりますし、使えない英語を学ばせるよりも実践的な英語を身につけさせようといった考えは僕も賛成です。
(ただし!いまの学習のやり方や教科書についての文句はめちゃくちゃあります笑)
そして現在の問題は、
教育現場が対応できていない(できない)
状態かと思います。
改定してからは、なんと小学校で覚えるべき単語は「600~700語」に増えました。
(それまでは0語)
僕が小学生を指導していて思うのは、
小学校で何百個も英単語を覚えている生徒はほとんどいない。
そして学校でも
英単語を覚えさせてテストさせるなんてことはほとんどしていない。
ということです。
(繰り返しますがそれが悪というつもりはなく、現場で余裕がないのだと思います)
そんな状態で、中学校になっていきなり「さあやれ!」は無茶ですよ。
文科省的には「小学校でそれだけ英語をやっているんだから、中学校でもっと難しいことをさせるのは当然」と思っているかもしれません。
ですが、理想と現実のギャップは大きく、まだまだしばらくは子供たちと現場は振り回されるでしょう。
まあだからこそ我々学習塾の役割も大きくなっていきますね!
ちなみにアップワードの英語は、小学生で行う一般的な会話中心ではなく、中学内容を先取りで取り組んでいます。
単語も毎回少しずつ覚えていくので、小学卒業時点で「500~700語」を覚えられるカリキュラムです。
早い子は中学2年生くらいの内容まで進んじゃう子もいます。
中学になってからは学習科目も増えるので、英語以外にも多く時間をさけることは大きなアドバンテージになると思います。
(ちょっと宣伝チックになりましたね笑)
まとめると、「小学生での過ごし方」が中学生になって大きく明暗を分けることになります。
それでは今日はこの辺で!