こんにちは。
アップワードの佐々木です。
塾に入ってから成績が上がる子もいれば、上がらない子もいます。
今回は「上がらない子の特徴」について、ブログを書いていきますね。
進学塾にとって塾生全員の成績を上げることが目標の一つですが、現実としては上がらない子もいます。
アップワードの場合、入塾前の成績と現在の成績を比べて成績アップしている生徒は、全体のおよそ70%〜90%程度です。
当たり前ですが、10人いれば卒業時には7人〜9人が成績アップをしている計算ですね。
では、残りの1〜3人は、何故成績が上がらないのか?
これには、答えがあります。
それは「努力不足」です。
もう少し補足すると「正しい努力」が不足しています。
成績アップの手順は次の「4ステップが基本」とわたしは考えています。
- 習う
- 真似する
- 練習する
- 復習する
努力不足の生徒は、この③と④が明らかに不足しています。
これまで何百人も生徒たちを見てきて、みーーんなそうでした。
そもそも練習不足、復習不足で成績が上がるはずはありませんよね。
では、5時間練習したり8時間復習すれば、成績はあがるのでしょうか?
答えはNOです。
ここで「正しい努力」が必要になってきます。
「正しい努力」とはなにかというと、「暗記するまで何度も解く」ことです。
「●●時間勉強した」「●ページ書いた」というのは重要ではなく、暗記できたかどうかが大きな差になっています。
大人目線で言えば、こんなこと「あたり前」なのですが、当の生徒たちは何度言われても、実行できない子が多くいます。きっと面倒くさいが勝ってしまうんでしょうね。気持ちだけは…めちゃくちゃわかります。
テストでは、参考書は開けません。自分の脳に刻まれた記憶だけが武器となります。
重要ポイントを暗記しなければ、勝負になるわけがないんです。
(知識はネットからすぐに取り出せる時代に、暗記ばかりを推奨するのは個人的にどうかと思いますが…残念ながら、これが現実なので…)
成績が上がらない生徒の多くが「作業=勉強」をしています。
ここから脱却しなければ、先生から何を習ったとしてもテストの結果は変わりません。
- 6時間勉強したは「価値がない」
- 暗記できるまで6時間かかったは「めちゃくちゃ価値がある」
この違いをしっかりと認識して、日々勉強に取り組んでほしいですね。
わたしたちも日々、知識だけでなく勉強法についても指導していきたいと思います。
今回はここまで。
耳の痛い話だったかもしれませんが、最後まで読んでいただきありがとうございました。